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パリーグの野球に勝つには!? 掛布雅之氏&高木豊氏&桑田真澄氏が緊急提言「セ・リーグ全体の問題」

2020/11/27
野球 0
巨人が日本シリーズでソフトバンクに史上初となる2年連続4連敗を喫した。終戦から一夜明けた26日、スポーツ報知評論家の掛布雅之氏(阪神レジェンド・テラー)、高木豊氏、桑田真澄氏がオンラインによる緊急座談会を実施して敗因などを徹底分析。巨人をはじめ、セ・リーグ全体の野球が近年、雑になっていると指摘し「原点に返れ」と提言した。パ・リーグに勝つための打開策、課題は―。それぞれの視点で激論を交わした。

圧倒された。巨人が4連敗で日本シリーズ敗退。スタンドのG党からは怒号も飛んだ。コロナ禍の特殊なシーズンで、投手の肉体的負担や故障リスク軽減のため、ソフトバンク側の提案で全試合DH制での実施が決まったのが開幕2日前の19日。セ主催試合で投手が打席に立つ従来のルールでなく、異例の形で戦った。

掛布(以下掛)「全戦DH制というソフトバンクの土俵の上で戦い、完全に力負けした」  高木(以下高)「ソフトバンクは野球を勉強しているなと感じた。走者一塁なら左打者は何とか走者を進めようと、必ず引っ張りに来る。右打者なら右方向。それで右前安打で一、三塁をつくる」  桑田(以下桑)「ジャイアンツの選手は対照的で指示待ちに見えた。スリーボールから、待てのサインが出ていないからと、長打を打つタイプではない選手が打ちにいったり」  高「(25日の第4戦)3点ビハインドで田中俊がスリーボールから振ってファウル。岡本なら分かる。そりゃ一発出れば同点だけど。自分はシーズン何本塁打の打者なのかと。その後に2球見逃し三振。なおさら、何のためのスリーボールから振ったのと。野球の質というか、強いチームがやることをソフトバンクは実践できていた」  ■掛布氏「柔よく剛を制す」選球眼、コントロールなど、セの長所を生かせば勝負になる  掛「『柔よく剛を制す』という言葉があるように、きめ細かい作戦、選球眼、コントロールなど、セの長所を生かせば勝負になるはず。だからこそ、今シリーズも投手が打席に立つ勝負で、どこまで巨人の野球が通用するか見たかった」  高「第4戦でもそう。例えば2アウトで牧原が一塁走者で、打者が甲斐。畠が2球けん制した。走者を警戒しているなら、甲斐は真っすぐ一本待ち。それを本塁打にされた。あそこでけん制球を投げるよりは、足を高く上げて走られてもいいから、甲斐を全力で打ち取りにいった方が良かった」  桑「走塁の意識でもそう。グラシアルが普通のライト前ヒットで一塁から三塁まで行くシーンが2度あった。松原は強肩。あの先の塁を狙う意識の高さはすごいなと。外国人にも細かい野球が浸透している」  高「巨人は盗塁のスタートすら切れなかった。初戦に松原が四球で出た時、1回勝負させるかなと思ったけど、それもない。消極的だった。王道野球で勝てないなら、プライドを捨てて破れかぶれでやってみるとか、そういうのがなかった」  掛「セ・リーグで独走した巨人が全く歯が立たなかった。これは巨人だけでなく、リーグ全体の問題として捉えないと。今年はセ・リーグのどの球団が出ても勝ち目がなかったと思う。DH制を導入したからといって、すぐに埋められるような差ではない」  ■高木氏「野球が雑になっている1番が出て、2番は走者を進める野球見直すべき」  高「昔のセ・リーグの野球は緻密さがあった。今はない。右に倣えみたいに2番最強論みたいなことをやって、野球が雑になっている。1番が出て、2番が走者を進めて。松原がバント失敗したけど、DHがない中で、もう一度そういう野球を見直すべきだと思う。パ・リーグに勝つには、メジャーを相手にしていると思った方がいい」  ■桑田氏「2番最強論には反対。1、2番にしつこさ欲しい」  桑「僕も2番最強論には反対。セ・リーグは原点に戻る必要がある。今回の巨人なら吉川尚、松原の1、2番。ただ強く振るだけでなく、絶対に空振りしないんだとか、絶対に粘って塁に出るんだとか、しつこさが欲しかった。誰もホームランを求めていない。普段通り大振りして簡単にポップフライを打ち上げたり。剛に剛で勝てないなら、柔で対抗するべきだった」  高「ソフトバンクの打者は速球に対して左打者は一塁線、右打者は三塁線にファウルを打つ。速い球を引っ張れる。(第4戦で)柳田は初球のフォークを2ラン。初球のフォークをあれだけ完璧に捉える打者はセ・リーグにいない。巨人の打者は振り遅れて反対方向のファウルが多い。これは勝負にならないと思った。根本的にやっている野球が違う。極端に言えば違う競技をやっているようなもの。だから正攻法では勝てない」  ◆2番最強説 米大リーグでエンゼルス・トラウト、ヤンキース・ジャッジら長距離砲の強打者が2番に座ったことで注目された。クリーンアップよりも打席の回りが早く、初回に一気に大量得点を狙えるメリットがある。日本でも近年浸透しつつあり、巨人も昨季は坂本が2番で117試合に先発した。  掛「ソフトバンクは先発だけでなく、モイネロらリリーフ陣の質も高かった。出てくる投手がほとんど150キロ以上。普段セ・リーグで対戦している投手より質が高く、目がついていけていなかった」  高「千賀の1戦目の各打者への意識付けが強烈だった。特に4番の岡本への攻め。初球の内角直球でバットをへし折った。この意識付けは2、3戦目に続いていくだろうな、打撃を崩されるだろうなと思った」  桑「ソフトバンクは捕手の甲斐くんの存在が大きかった。本当に状況をよく読んでリードしていた。高橋礼くんがストライクが入らなければ、ど真ん中でいい、ど真ん中こいと。かと思えば、大事な場面では絶対にここな、と低めを要求する。大城もすごく成長したけど、ジャイアンツも早くレギュラー捕手を育てないと難しいなと思った」  高「甲斐は慎重さもある。例えば無死一、二塁なら初球ボール球から入って、動いてくるかなと様子を見る。打者の狙い球が分からない時はボール球から入ってみて動きを洞察する。一球一球の駆け引きを大事にしている。巨人の大城は逆に、164キロ投げるビエイラの時に変化球を交えて配球しようとしてみたり。164キロ投げるんだから、どんどん真っすぐで押せばいい。机上のデータ通り進めるだけでなく、その場の感性を大事にして臨機応変にできるといいと思った」  ■掛布氏、危機感が違う「感情あらわソフトバンク長谷川のように悔しさを持って戦ったか」  掛「一番深く印象に残ったのが、代打の長谷川が二ゴロで一塁にヘッドスライディングしてアウトになり、感情をあらわに悔しがったシーン。出場機会に飢えていたのだろう。ソフトバンクの選手層の厚さを象徴していた。あそこまで悔しさを持って戦った巨人の選手がいただろうか」  高「巨人はセ・リーグ5球団から見たら豊富な戦力といわれていたけど、ソフトバンクとは質も経験値も違う。例えば、丸は3年連続の日本シリーズ出場だけど、もっと投手によって対応を変えたり、工夫が必要だと思った。いいところに投げられたら打てない、ごめんなさいというスタイルでは短期決戦は厳しい」  桑「いいところに投げられたら凡打ではなく、カットするくらいでいてほしい。中心選手なら。昔の王さんは『投手の一番いい球が来たらレフト前ヒットでいい。それより甘く来たらスタンドに運んでホームランだ』と言っていた。凡打でなくヒットなんだと。それぐらいの意識が欲しい」  掛「阪神の2軍監督時代に痛感したが、筑後のファーム施設が素晴らしい。2軍球場はペイペイDと同じようなサイズの人工芝の球場で、3軍にも土のグラウンドの専用球場がある。2軍の選手も悪ければ3軍に落とされる。ファームの選手も他球団とは危機感が違う」  高「やっぱり編成、スカウト面もソフトバンクはしっかりしている。ドラフトを見ても、毎年ソフトバンクは投手なら球が速い投手、絶対的な力がある投手を必ず獲ってそこから育成しようというのが見える。巨人はまとまった投手が多い印象がある」  ■桑田氏、育成力が違う「長所を前面に出せればいいけど…足りない」  桑「ソフトバンクは長所を生かした育成をする。ジャイアンツは150キロ投げられる投手が少ない。ならばコントロールを磨くとか、このボールは絶対に勝負球になるとか、自分の長所を前面に出せればいいけど、そういう部分が足りない」  掛「打者でもそう。例えばテクニックの坂本とフルスイングの柳田の違いに表れるように、パの打者はとにかく振る」  ■高木氏、鍛え方が違う「パの選手はでかい。幹を大きくしている」  高「9番の甲斐があれだけ振る。そりゃあ強い。鍛え方もちょっと違うのかな。ソフトバンクの選手は巨人の選手より体の厚みがある。これはセ・リーグ全体にいえることだと思う。パの選手はセよりでかい。排気量が違うのかなと。ソフトバンクはとにかく暇があればウェートトレーニングとかやっていると聞く。やみくもに筋肉をつけるのではなく、けがをしないためにやっていると。どんどん幹を大きくしている」  桑「ジャイアンツは吉川尚、若林、田中俊とか足が速くて細い選手がたくさんいる。フィジカル的に、もうちょっと鍛え直さないといけないのかなと」  掛「投手起用だが、巨人は菅野に次ぐ9勝の戸郷が2戦目の先発で良かったのではないか」  桑「僕は2戦目は戸郷で行くべきだとずっと言ってた。1戦目に戸郷が中継ぎで出てきたので終わったなと正直思いました。何のために戸郷を今年ローテで回したのか。一番勢いを出せる投手だったので」  高「結果的に戸郷は3試合にリリーフ登板して敢闘賞。内容が良かっただけに先発で見たかった。2戦目の今村も何か意図があったんだろうけど、菅野で負けたら終わりみたいな空気はあった。ソフトバンクは千賀の後に2戦目・石川。初見で打てる投手じゃない。速い球ばかりいわれるけど、石川だけでなくみんな縦に大きく割れるドロップのような特殊球を持っている」  掛「巨人バッテリーも縦割れのカーブなど『ゆる球』を使ってソフトバンクの打者の軸、形を崩すことを考える工夫が欲しかった」  桑「ソフトバンクの投手は制球がアバウトなのかなと思ったら、みんなコントロールも良かった」  高「セ・リーグは雑にならず、しっかりとした野球を全球団やること。そうしないとパ・リーグには勝てないんじゃないかな」


2004年の球界再編問題の時から、パ・リーグはリーグ絡みで生き残りをかけて、色々なものに取り組んでいると思います。
そして、なんと言っても、ダイエーを引き継いだ親会社がソフトバンクだった事が大きいと思います。
金は出すが口は出さないオーナー。
野球への情熱が全く衰えない王会長。
そこに触発されて、強くなるホークス。
そして、打倒ホークスに切磋琢磨するリーグ。

boo

 
確かに甲斐は成長している
今季後半から
どちらかといえば甲斐に辛口の私でも
甲斐のミットの位置を見る度にそうだ、そうだと思って観戦していました
特に日本シリーズはずば抜けて良かった
ホームランも打ったし甲斐にも賞を与えてほしかったが
球団はちゃんと評価してくれるだろう

セパの野球の違い(DH等も含めて)や技術的な問題もあるとは思う。
ただ今回のシリーズでチーム力の差を最も感じたのは記事内にもあるが長谷川のあのシーン
あの気迫、死に物狂い、悔しさ
これだけの気持ちを持って日々野球に、練習に、チームに、ライバル達に、自分に向き合ってるんだと、そうさせる環境がホークスにはあるんだと
35歳の代打のベテランのこの姿を見たら若手もレギュラーもうかうかしてられないよ
いつ自分の場所を奪われるかわからない緊張感、競争が常にある
戦う集団がホークスの強さ
それでいて私の中では今シリーズの影のMVP松田
テレビを見ていても松田の声が常に響く
戦う集団でありながらも目の前の相手を倒すためには精神的支柱となって戦うチームとなる
マウンドに行く甲斐、内野陣も投手を支えた
少なくともまずこれらを上回らないとホークスには勝てないし、勝負にならないということ
チーム作りの差

苦労して1点取っても、すぐにホームランで逆転されてしまう。第4戦目の話だが、野球の内容が違う様に感じた。

パリーグ は自由に貪欲に新しいことや科学的なまたデータに基づいて色々チャレンジし続けたけど、セリーグは頭の古いOBが未だに意見を通そうとする。
反省すべきは古い体質だと思う。

「3ボールから指示が無くても待てと判断しろ」と、書いてあったけど、副音声で解説してた里崎は「振りに行ったのは良かった。その方が次のボールは投手が甘いところに投げられないとプレッシャーを感じて、四球のチャンスが増える」と言っていた。
この辺がセリーグ・パリーグの考え方の違いなのかな?
巨人も1戦目の千賀のフォークボールを見極めて千賀を苦しめていたけど、それならと投げ込んできたストレートやカットボールを全く打てなかった。
セリーグのチームは、いやらしさだけで無く、パワーボールを投げ込む投手を打ち返すパワーや技術を打者が身に付けない限り、今後も勝負にならないと思う。

桑「走塁の意識でもそう。グラシアルが普通のライト前ヒットで一塁から三塁まで行くシーンが2度あった。松原は強肩。あの先の塁を狙う意識の高さはすごいなと。外国人にも細かい野球が浸透している」
そう。常に次の塁を見てるのがホークスの野球。
相手守備の乱れが少しでもあればいつでも次の塁に進むのがホークス。
バレンティンも入団した時に城島臨時コーチと川島から『常に次の塁を狙う走塁しないと試合に出れないよ』とアドバイスされてる。

ホークスの投手は、パリーグの強打者達に鍛え上げられている。ワンスリーから真ん中にストレート投げたりしたら、フルスイングされるだろう。
だから、パリーグでは厳しいコースへの制球が必要で四死球も多かった。日本シリーズでは、ストレートに振り遅れているし、リードも楽だったのではないか。

池田さんが巨人はユニフォームが綺麗過ぎると言われてた。やはり巨人プライドというものをはき違えているのだろうと思います。
本当に必要なプライドや伝統と要らないものを分別して理解しなければ次のステップは踏めないでしょう。

ソフトバンクの強さは柳田が典型です
彼はフルスイング、フライボール時代の典型のような言われ方だけど、ホームラン王になったこともなければ、40本打ったこともないはず。
あのスイングで秋山に次ぐヒットメーカーなんだよ。
それがソフトバンク野球なの。

ジャイアンツファンだが、ジャイアンツもセ・リーグでは、SBの様に犠牲になってもランナーを進める打撃、次の塁を狙う姿勢とか出来てる・・・けどSBやパ・リーグと試合すると、それが全く出来ない程の力の差、させない様にねじ伏せる事が出来るSBやパ・リーグの球団。
セ・リーグを独走している時は、あれがこれが出来ているから強いと、今のSBの様に言われているけど、結局セの中での話・・・
セ・リーグの球団も今のパ・リーグの何倍も練習して努力しないと、今後10年も同じ結果だろうな、2021年からの2030年の10年間でセが優勝するのが何回なのか楽しみだなw
ずっとSBだったりしてw
ジャイアンツファンとして、リーグ優勝で納得しないで、日本一になれる様に今から頑張って欲しいね!!
2年連続で力の差を認める結果です!!
来年は、せめて一勝しよw

(引用元)
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